過去に発売されたゲームのジャンルは数知れず、RPG、パズル、格闘、シュミレーション、音楽ゲームにスポーツゲーム、さらにはカジノゲームまで実に多くのゲームがリリースされ続けていますね。特にコンソールでのゲームは、オンラインのvulkan vegasで見られるような常に難易度やプレイ性が更新され続けるものとは違い、プレイヤーに合わせて難易度が設定できるように構築されています。しかし中には、どうしてもクリア困難な超難易度のゲームも発売されています。ここでは、過去10年間にリリースされた最も難しいゲームの10タイトルを見てみましょう。
1.ダークソウルシリーズ
難易度の高いゲームとして真っ先に名前が上がるのは「Dark Souls」シリーズでしょう。非常に過酷な難易度のアクションRPGとして知られていて、『死にゲー』というジャンルはダークソウルによってを確立されたほど。シリーズに共通するのは何度も何度も死に続けなければならないこと。雑魚い敵に殺され、ボスに殺され、さらにはトラップに引っかかって死にます。しかし、敵の攻撃パターンや行動を読み、攻撃や回避をタイミングよく繰り出せるテクニックを身に付ければクリアできるゲームでもあります。死んでゲームを覚えて進んでいくという感じ。しかし本当によく死ぬので、泣きたくなりますが、とにかく忍耐力と根気が必要。
2.仁王
別名:『和風死にゲー』と呼ばれるのが「仁王」です。侍や妖怪を倒していくのは快感なんですが、しかしそう簡単にはいきません。基本的に、敵の攻撃を3発食らうと「落命」します。仁王は武器の種類とそれぞれに構えがあります。より多くのダメージを与えるが、スピードが犠牲になって無防備になったり、素早い攻撃を繰り出す代わりに与えるダメージは低くなったり、バランスの取れた構えもあります。敵の動きを読み取り、構えを切り替えるタイミングを見つけて戦闘を乗り越えないと、すぐ落命します。序盤からもう既に、経験豊富なプレイヤーでさえ頭を抱える難しさです。
3.デビル メイ クライ 5
爽快なアクションが人気のRPG「デビル メイ クライ」シリーズ。そのシリーズ最新作である「デビル メイ クライ 5」では、最難易度のモードとして「HELL AND HELL」モードというものがあります。デビル メイ クライには6段階の難易度があり、このモードは1度ゲームをクリアした後に解放されるモードです。敵の強さはSON OF SPARDAモード(SON OF SPARDAは一般的なゲームのハード難易度ぐらい)相当。1撃でも攻撃を食らうと死にます。しかも、こっちが攻撃しても敵は1撃では死んではくれない。防御はロイヤルガードでのブロックが「ジャストガード」でなければ必ずガードブレイクしてしまいます。敵の数も増加しているし、当然、敵の攻撃力も動作スピードも上昇していますから、とにかくスムーズなコンボを繋ぐ必要があります。救いなのは、生命線となるゴールドオーブを3つ持った状態でスタートできること。これが無きゃ第1ステージから即死も免れないでしょうね。必死の思いでステージをクリアしても、次のステージで殺されるし、文字通り悪魔も泣くほどの難易度です。
4.忍者外伝
忍者外伝もかなり難易度が高いゲームです。ハイスピードで敵を攻撃、殲滅するアクションゲーム。このゲームが難しいのは、雑魚敵でも攻撃の間合いが早いことです。攻撃と攻撃の合間に棒立ちしていたり、インターバルを置く事は殆ど無く、一瞬で間合いを詰めてきて攻撃を叩き込んでくるのです。単純なボタン連打攻撃だけで倒れてくれるこれは格ゲーに近いものも感じますね。通常の難易度でも十分難しいのですが、一番難しいモードとして「超忍」が存在します。このモードでは、敵の攻撃力や耐久力が大幅に上昇し、そして、こちらが1撃でも攻撃を受けると即死です。
5.Bloodborne
ダークソウルシリーズと同じスタジオからの作品です。単純に難易度が高いというだけでなく、プレイヤーの防御が殆どなくなったことで、Bloodborne はSoulsシリーズよりもさらに難しいとも言われています。ゲームをスタートしても最初からすぐ殺され、しかも複数と強制的に戦闘を開始させられます。しかし、本作には『理不尽な死』は少ないのが特徴です。何らかの死亡原因があるので、死ぬ度に敵の位置と攻撃パターン、トリップの場所、タイミングを少しずつ覚えて進めるしかありません。コツは、敵からの攻撃をいかに回避(防御ができないため回避)しながら、合間を詰めて倒しにいくかということです。
6.スーパーミートボーイ
2010年にリリースされたこのゲームは、ガールフレンドを救うために冒険に出た「肉のスライス」が主人公です。 崩れかけたブロック、のこぎりの刃、その他のさまざまな致命的な凶器を備えたステージが110ステージ、しかも、各ステージに「Dark World」という裏面があり、条件を満たすと出現する「ワープゾーン」なる隠しステージもあり、トータルすると300以上もの途方もないステージが待ち構えています。これは俗に言われている『死にゲー』ではありませんが、なにしろステージ数が多い。そして、このミートボーイは攻撃手段を何一つ持たないのです!もちろん敵もボスも登場しますので、その度に攻撃を回避しながら何とか敵を倒す手段を探ります。2Dの単純そうな見た目からは想像が出来ないような難しさが待っています。
7.SEKIRO(せきろう/隻狼): Shadows Die Twice
戦国時代末期の日本を舞台とした、こちらも『死にゲー』と知られるゲームです。その難しさと言ったら、巷では、ダークソウルシリーズやブラッドボーンをも超える難易度としても囁かれるほど。最初のステージで、画面上に大きく「死」の文字を幾度となく見ることになるのは必至です。ステルスゲーム要素も含んでいるので、うまく敵から身を隠し、敵の攻撃パターンを覚えて立ち回りを身に付け、弱点を突いていくことでクリアしていくことが出来ます。戦闘のペースは速いですが、多くの動きのパターンを読むことができれば、勝てないことはありません。ちなみに、SEKIROにはさらに難易度が上がるモードがあり、8周回すると最高難易度の「艱難辛苦」がアンロックされます。
8.カップヘッド
一見すると子供向けのゲームのように見えるカップヘッド。1930年代のアメリカアニメのようなスタイルで、レトロポップな2Dアニメーションのシューティングゲームです。しかし、この見た目に反して難易度は高い!さまざまなボスと戦ってストーリーを進めますが、そのほとんどがボス戦。最初は地上で戦いますが、ステージが進むと空中でボスと戦ったりもします。これと言って何かが特段ずば抜けた難しさというのではなく、全体的に終始難しいシューティングゲームといった印象です。ゲームはマルチプレイヤーでもプレイできますが、だからと言って簡単なわけではなく、甘く見ていると心を折られます。
9.The Witness
パズルを解くスキルから、物事の見方をあらゆる方向に変える能力が磨かれる、そんなゲームがThe Witnessです。パズルゲームですが、世界を探索できるオープンワールドのジャンルです。探索する島には、約30種類、計600以上のパズルが用意されていて、島内の至る所にゲームプレイを構成するほとんどの要素が隠されています。それらの意味を特定するのはあなたの仕事です。ゲーム内のエリアはセクションに分割されており、各セクションにはパズルに関するテーマが設定されています。そして、ルール説明は全く無く、ストーリーも、解き方もプレイヤー自身で見つけなければいけません。忍耐力、批判的思考力、問題解決力が問われる試練とも言えるゲームです。
10.ウルフェンシュタイン2: The New Colossus
2018年にリリースされたウルフェンシュタインIIですが、この難易度はかなり高めに設定されています。正面から敵に突っ込んでいくプレイも、敵に見つからないように慎重に進めるステルスプレイも可能ですが、どこにいても常に敵に狙われているような感覚で、バレたら一発アウトの勢いで攻撃が飛んできます。難易度は7段階から調節可能で、自分に合った難易度でプレイ出来ます。そして一番難易度が高いのが「人生一度きり」モード。このモードではゲーム進行中のオートセーブと手動セーブができません!しかも、チェックポイントも一切存在しないので、正真正銘一回限りの人生となっています。当然、死んだら即座にタイトルに戻されるし、間違ってポーズ画面のメインメニューを押しても、全部最初からやり直しになります。このモードでクリアするのは至難の業どころではないですね。